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本音の認め方シリーズ②〜日記を書いて本音を表現する練習をしよう〜

ペンとメモ、珈琲とパソコンが置いてあるデスクの写真

こんにちは、小暮貴恵です。
noteで一番読まれている記事で一番人気の記事です。
こちらはでは少しリライトを加えてみなさまにお届けしますね。

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はじめに

本音の認め方シリーズ①はいかがでしたでしょうか。本音を認めるの大事なのは分かった!じゃあ具体的にどうしたら良いのか?今日は本音を認めるための日記の書き方についてお話します。日記を書くということは、自分の中で思っていること(本心)を紙に書き出す(本音の表現)になります。言葉として表現することで外に出すアウトプットになります。

日記を書く目的

以前、役者の友人からこんなお話を聞きました。監督に言われて、日記を書く習慣や記録をつける習慣があったそうです。なぜなら、役者として表現するためには日常が大事で、観察して表現することが大切だから。それくらい日記を書くって表現することに対してとても効果的なんですよね。私自身も中学生ぐらいからホームページを作ってそこに日記や考えていることを文章にするということを毎日続けてきました。いつしか恥ずかしくなって全て消してしまいましたが。

書くということは、自分の中で思っていることや感じていることを認めるということです。書けなかったり、どうやってやったら良いか分からない場合は、自分が感じていることや思っていることを認めたくないということです。この認めるとは、自分の本心も感情も含めて丸っと受け止めているということです。

つまり、言葉として表現していく中で「今まで出会ったことのない自分(本音)」と出会うことができます。すると不思議なんですが、パワーが自動的に湧いてきちゃうんです。この効果こそが日記を書く目的であり、私がコーチングやコンサルの中で「内観日記」を取り入れている理由です。日記を書くことが大切な3つの理由があります。

①感情やストレスの軽減(精神力UP)

書くということで感情が表にでます。感情を表現せずにためるということは、「伝えたいことが伝えらない」「自分の思いが相手に理解してもらうこと」ができずに、我慢をしていることになります。言いたいことが言えない人、周囲の評価を気にしていたり、制限に縛られていたり、固定概念や強迫観念が強い人はどうのようにして吐き出したり、発散したらよいのか分からない傾向が強いと感じています。

そこで!

一番、手軽に始められるのが日記を書くことです。私自身も幼少期からユニークな家庭環境にいましたので、日記を書くことで気持ちに折り合いをつけていました。なぜか書き出すと気持ちがすっきりしていたのです。

書く時のコツは「感情を表現する」ということです。出来事でもよいのですが、その出来事に対して、どんな感情を感じて、本当はどうしてほしかったのか?までかけるとどんどん自分のことが分かってきます。

日記を通して内観をしているのです。内観とは自分の内側を観察することです。

②伝え方が上手になる(表現力UP)

私自身、プレゼンや人前で話すことが得意なのですが、その理由はプレゼンのトレーニングと共に日記と記録をつけていたからです。言葉のバリエーションや表現方法の幅が広がります。

さらに、日記を読み返すと自分がどのように成長したか?というポイントがわかったり、自分とはこういう時、こういう状態になる、〇〇な人間なんだ!と自分のことを深く知ることができます。伝えるためにはまずは知ること。知らないことは話せないですし、伝えることができないのです。

本心や感情を知らずして、本音として表現することはとても難しいことで、自分ですらわからないものを察してもらうことはもっと難しい。私は日記を書くことを通して「〇〇さんにはこんなふうに伝えよう!」と表現のアイディアも出るようになり、実践していくうちに人間関係もとても豊かな状態になりました。

③経験に自信がつく(継続力UP)

日記を書き続けることで継続力(習慣力)が身につくので、自分に対して信頼感が湧いてくるようになります。何も続かないと嘆くことは簡単ですが、大切なのは習慣化できるまでに何度も「やってみる」ことが大切です。続けることができたらそれは大きな財産になるでしょう。私自身もずっと続けてきたおかげで、情報発信や文章を書くことはストレスなくできます。むしろ書かないとストレス(笑)

こうやって発信できる時間はとても楽しくリラックスしています。どんなに小さなことでも続けたという経験は自信と確信につながるのです。継続するポイントは、最初からたくさん書こうとか上手にかこうとか意識しないことです。こだわらない書く。そしてまず毎日1行からつけていくのも私は素敵なことだと思います。

続けていく中でいつの間にか行数が増えていき慣れてくると、自分の日常で起こる出来事を客観的にみることができるようになります。ぜひ、リラックスしながら続けて見てください。そうすることで集中力や問題解決力も同時に強化できます。

日記の書き方

とはいえ何から書いていいのか?どうやって書いたら良いのか?わかりません!という声もあります。どんなふうに日記を書いたら良いのか?をステップにまとめみました。

【ステップ1】今日の出来事を要約して書く

時間があるときは、朝起きた瞬間から細かく振り返って書くこともおすすめですが、毎日習慣にするためにはまずは、今日の出来事を要約してみてください。今日という1日にどんなタイトルをつけて、どんなストーリーにするのか?を決めるのは自分です。こうやって要約した部分があなたが選んだ「今日の自分の一番の見どころ」です。

【ステップ2】今日の出来事に対する「感情」を書く

要約した出来事に対して、どんなふうに感情が動いて、どんな感覚を味わったのか?出来事だけではなく「目には見えない感性」までを振り返ることで同じルーティンだったとしても「感じていることに違う」ことに気づくことができますね。私たちの感覚や感情はしっかりと365日24時間営業です。

【ステップ3】今日の出来事に対する「本心」を書く

とても大切なのは、このステップ3です。ステップ2まではよくあるステップなのですが、感情や感覚だけではなく「本当はどうしたかったのか?」「本当はどうして欲しかったのか?」そして、なぜそうなのか?まで深く自分の心に潜ることによって、次の日にモヤモヤや葛藤を持ち越す必要がなくなります。自分の本心を受け止めるところまでも含めて出来事から自分自身を知ることができますね。

【ステップ4】1~3から学んだことを書く

ここまで書いたら、出来事や感情、感覚や本心を客観的にみていきましょう。「自分が得られたこと」「体験できたこと」にフォーカスをすることでどんな出来事や感情、本心だったとして「学び」「糧」として未来の自分の肥やしとなります。

【ステップ5】自分や周りを褒めて感謝をする

最後に、今日の褒めたいこと、感謝したいと感じることを味わいながら1日を締めくくりましょう!どんなネガティブな日記になっても最後はハッピーエンドにしていくのです。とはいえ、褒めたり感謝ができないときは、誰にでもあります。そんなときは無理して書く必要はなくて、今日は書けない自分なんだと静かに受け止めていってあげてくださいね。

以上が日記を書くためのステップの解説となります。いかがでしたでしょうか?日記を書くというと地味に感じる方もいますし、正直、めちゃくちゃ地味です。地味とは、地に足をつけて味わい尽くすことです。あなたの書いた日記は未来の自分にとってかけがえのない財産となっていくでしょう。ぜひ、少しずつ楽しみながらチャレンジされてみてくださいね。

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