各種事業・サービスのベースは下記の図のようになっております。コーチングやコンサルティングを実施するにあたり活用している技術になります。しずく理論は全6つの理論から成立。詳しくは下記をご覧ください。
しずく理論
しずく理論とは、しずくが一滴落ちるときの一滴にとことんこだわり、自分自身の存在から溢れる魅力を現実へと繋げていく理論です。一雫のエネルギーだけで綺麗な波紋が描かれるように私たちの現実も創造されています。その一雫は決して振り絞ったエネルギーではなく、雨上がりの葉から自然のままに落ちる一雫のようです。無理をせずとも現実を変えていくことができるのです。コンサルやコーチングでは一つひとつの理論を丁寧に扱かっています。
しずくフロー(観測問題)
現実が変化する理由は、前提にある意識をどのように生み出しているかです。行動して変わること・行動しても変わらないことがある理由は、前提にある意識の違いがあります。大学を卒業した翌月、私はオーストラリアのメルボルにバリスタ留学に行きました。そこで、面白いことに気づいたのです。コーヒーは体にいいという論文とコーヒーは体には悪いという論文を発見。結局どっちなの?と何が正しいのか分からずにいました。そもそも定義の仕方も違う2つの論文に私はバリスタとしてどっちの理論を採用すべきなのかモヤモヤしたのです。
そこで出会ったのが「観測問題」という4文字です。いわゆる量子力学の領域なのですが、私はこの観測問題を知り、モヤモヤが一気に解消されました。「コーヒーは体にいい」という結果が欲しいという意識で実験をすれば「結果は体にいい」になるし、「コーヒーは体に悪い」という意識で研究をすれば、研究者の意図が入るので「コーヒーは体に悪い」という結論になります。研究者の意識が結果に影響されるのが観測問題です。これを言ってしまうと世の中の論文やあらゆる理論は全て「創造した人の意識にしかすぎない」ということになります。
つまり、どっちが正しいのか?という私の疑問の答えは「どっちも正しい」でした。これは、人生のあらゆることの原理なのではないかと感じるようになっていきました。この世界を見ている自分自身の意識が世界を創り出しているのだとしたら、どんな世界を見たいのか?と考え始めます。数年かけてこの答えを探しました。出てきた答えは「美しい世界を見たい」です。この答えを自分の軸にして意識を集めます。その集まった意識が重力によってぽつんと一雫のエネルギーとして、現実世界の発信源になります。この一雫の振動によって物質が生まれる現象となり、現実の世界がホンモノのように感じていくのです。本当は見ている世界は、振動によって見えている錯覚でありいわゆる仮想世界。
だとしたら、人生を自由にカスタマイズできるは自分自身なのです。しずくフローの一連の流れを客観的に見て、過去に対するフィードバック(成長の振り返り)と未来に対するフィードフォワード(理想のイメージング)を「意識の視点」と「現実の視点」から見極めてコーチングやコンサルティングをしています。しずくフローを活用することで、純粋で美しい観点で適切で心地よい気づきをゆっくりと深めていくことができるのです。
意識の砂時計
意識とは4層になっており、見えている部分だけではなく、見えていないことを意識できる感性を育てることが重要です。意識の砂時計とは、4層の意識が砂時計のように綺麗に流れていることによって「一雫の質」を深めるための理論です。ひっくり返して何度だって使うことができるようになるのです。
しかし、この図をよく見ていただくと、霊的意識と潜在意識の間がくっついていません。なぜなら、この間が開いたままで、砂時計になっていないことがあるからです。霊的意識と潜在意識を一致させていくことが流れをつくるコツになります。一致するには、顕在意識で「自分が自分で認識できる意識」から少しずつゆっくりと向き合っていきます。
その方法は内観・内省を習慣にして続けていくこと。顕在意識で認識していることが受け止められるようになっていったら、次はついうっかり反応してしまう「心の動き」を参考にして潜在意識(本音)を知っていくことが大切です。ただし、どんなに顕在意識や潜在意識をコントロールできたとしても、無意識(本性)はごまかすことができません。この無意識とは「エネルギーの設計図」です。無意識で自分がしている思い込みというフィルターをかけて現実を見ていることになります。
この無意識に気づくためには、身体の反応を観察することです。身体は嘘をつけません。また現実世界に起こっていることを「鏡の法則」として活かすことで無意識がどんどんクリアに美しいエネルギーになっていきます。その先に、インスピレーションが降りてきて、努力していることを努力だと感じさせずに「突然、降ってきたアイディア」のように「霊的意識」のパワーを発揮することができます。コーチングやコンサルティングでは、この4つの意識がどのように作用しているかをベースにセッションをさせていただいております。
本音と感情のメカニズム
本音と感情のメカニズムとは、見ないように、感じないようにしている、隠された意識に気づくための理論です。というと、ネガティブなものを見ないように、感じないようにしているとことを掘ってみるイメージをされる人が多いのですが逆です。本当はあなたが感じて、見て、五感で味わいたい世界があるはずなのに、日々に忙殺されて埋もれている光を見つけるための前向きなメカニズムです。本心とは、心の中で感じているフラットな願いのことです。
それが言葉・行動など何かしらの形や音になったものが「本音」です。自分の心の中だけにしまって隠していることは本心です。この本心を本音として表現するためには思考に正常に働いてもらう必要があります。思考の働きは、感情に左右されます。感情はアップダウンが激しく、その感情に比例で思考も一緒にブレてしまうもの。そこで大事になるのは、感情の根っこにある「感覚」です。この感覚とは自分の物事や言葉、情報などを受け取ったときの反応の癖であり習慣です。]
感じ方を変えていくことによって、感性が磨かれて、自分の本心が理解しやすくなります。つまり、冷静に客観的になれるということです。感覚と完成のバランスに、本能的な直観を生かすことで、本音として表に出たときの「表現力」にはパワーがあります。言行一致とは、まさにこのことです。喧嘩をした後に「本当はそんなこと思ってないのに言ってしまった一言」に後悔する人って多いですよね。
その原因は、感覚が鈍り続けた結果、感情が昂り、感性が崩れ、本心がわからなくなり、本能が暴走するから本音の伝え方が攻撃になってしまっているだけです。本音を心地よく伝えるには、感覚を研ぎ澄まし、感情を心地よく動かし、感性を育んで、本心に気づける自分になることです。まずは、このメカニズムを理解して、内観を継続する方法をお伝えすることをコーチングやコンサルティングのセッションでは大切にしています。
しずくサークル
しずくサークルとは、しずくフローの現実部分にある中心を表した理論です。このサークルは、自分を中心に生まれたしずくが波紋となり広がり、現実を描いていく様子を説明しています。自分を創っているのは意識とエネルギーです。この意識とエネルギーは日々のあらゆる習慣と繋がっています。
自分が整ったのちにフォーカスするのは、暮らしです。暮らしとは人生の状態のことを指しています。では、暮らしと生活は何が違うのか?というと、生活は「生活習慣」と表現するけれども「暮らし習慣」とは言わないですよね。暮らしとは抽象的かつ概念的なものです。生活とは、ハミガミ、トイレ、睡眠、食事、掃除、身支度など具体的な行動(ルーティン)のことを言います。自分を中心に暮らし(人生の状態)を描き、生活習慣を整えることがまずは重要です。日常生活をどれだけ心地よいものにできるかどうかが鍵です。
この暮らしと生活の先に、人間関係が生まれることになります。なぜなら、一人ではつまらないからです。人は人と繋がる生き物です。そのつながりをきっかけに環境や空間を作りコミュニティを創造します。このサークルの外側にお金、物質、仕事などの成功的豊かさが存在することができるのです。コーチングやコンサルティングでも自分にある自分から整えていきます。
りんごの木を育てる
りんごの木は、しずくサークルにある中心の自分を育てる方法です。こちらもコーチングやコンサルティングで口を酸っぱくお伝えしている理論です。まず大切なのは種です。チューリップを咲かせたいのに、向日葵の種を植えても、咲くのは向日葵です。まずは、どんな木(人生)にしたいのか?を明確にして、あなたの理想の木(人生)を育てるにはどんな種が必要かを考えていきましょう。
さらに、その種をどんな土(環境)に植えるかもとても重要ですね。乾燥した土なのか、程よい水分で潤った土なのか、はたまた栄養たっぷりの土なのか。どんな土がいいのかは人それぞれです。土に植えた種にどんな愛情を注いでいくとあなたにとって最高の根っこになるのかを見ていくと暮らしと生活のヒントになります。
そして、その根っこには、様々な魅力的で価値のある「じぶん資源(本音と感情のメカニズム)」になります。この根っこを深く張ればはるほど、安心と信頼が深まり、情熱や生命力が温泉の源泉のようにふつふつと湧いてきます。これをグラウンディングと呼んでいます。
このように根っこを育てていると理想のりんごの木が気づいたら実っています。種を植えてから味になる(身になる)までの時間の過ごし方も大切です。このときの「焦らずに待つ姿勢」がりんごの質に影響します。どんな人たちとどんな未来を描き、どんな時間を歩むのか。このさきに、成長や結果などの具体的かつ目に見える結果や実績が自然と生まれていきます。
5つの視る美学
最後に大切にしているのが、この5つの視る美学です。視座とは、どれだけ高いところから俯瞰して全体を見ることができているかという精神力のことです。視点とは、どれだけ深く観察して、根を張れるかという信頼度。多くの人は、幅を広げようとするのですが、幅を広げるためにも視座と視点が必要です。
そして、前と後ろを見ることを忘れないでほしいのです。後ろをみるというのは、決してネガティブな意味合いではなく支えて見守るための優しい視るです。調整力と調和力を兼ね備えた力です。さらに前に進む指導力と影響力も大切です。このように一つの見方だけに収まらずに、360度をみて目の前のあなたという存在を感じながらコーチングやコンサルティングに取り組んでいます。さらに詳しく学びたい人はぜひ、メールマガジンより「しずく理論」のテキストをダウンロードしてくださいね!